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  • 執筆者の写真中西 京介

【2020年8月最新】 髪質改善メニューで成功できた3つの方法 リピーター売上2倍 間違いなし!

更新日:2020年8月5日







日本において流行している「髪質改善メニュー」ご存じの方も多いかと思いますが、正直情報が、、、、、。

だからこそ、中西京介研究所~美容師さんのための学校~の出番だと思い、記事を作成しました。


現役研究者が美容師をしているあなたに「髪質改善のメニュー」のすべてを情報が氾濫しているから教えたい。現場で即役に立つ、今すぐ活用できるオンラインで週30分で理解できるように無料で教えます!

では、早速やっていきましょう!


この記事はこのような美容師さんにオススメです!
・髪質改善メニューを自分のサロンに取り入れたい人
・髪質改善の商品がいっぱいでどれを選んでいいのかわからない人
・どのように髪質改善メニューを運用していいのかわからない人

目次
 1.「髪質改善メニュー」とは?
 2.酸熱トリートメント
 3.酸の種類と構造
 4.酸熱トリートメントの施術方法
 5.酸熱トリートメントのメカニズム
 6.酸熱トリートメントのメリットとデメリット
 7.酸熱トリートメント商品の選び方
 8.「髪質改善メニュー」に使用される商品のジャンル
 9.対象毛の理解
10.成功できた3つの方法
11.リピーター2倍の方法
12.まとめ 

1.「髪質改善メニュー」とは?

「髪質改善メニュー」はカラーを繰り返しまとまらなく広がってしまった髪や、エイジングなどによるうねりなどの

髪質を改善する目的のメニューになります。「髪質改善メニュー」の効果はおさまりや指通りなどの質感の改善、

ツヤ感のアップなどがあります。


2.酸熱トリートメント

「髪質改善メニュー」として広くサロンに認知されるようになったきっかけが酸熱トリートメントになります。

主にグリオキシル酸、レブリン酸などが主成分となった商品のことを言います。



3.酸の種類と構造












グリオキシル酸はカルボキシル基(COOH)とアルデヒド基(COH)の2つを持つカルボン酸と呼ばれ、一方、

レブリン酸はカルボキシル基(COOH)を持つケト酸と呼ばれます。



4.酸熱トリートメントの施術方法

酸熱トリートメントの施術方法はとてもシンプルです。


①髪をウェットにします(pHが高い専用の処理剤が多い)

②酸熱トリートメントを塗布

③放置タイム(30~40分)

④お流し

⑤ドライ

⑥アイロン(基本180℃)プレスではなく、あたためるようにスルー

⑦終了

※その日にシャンプーを行うと効果が下がるので注意!


5.酸熱トリートメントのメカニズム

正直、よくわかっていないというメーカーが多かったです(笑)それでも結果がでるので発売しているというメーカーが

多かったですが、メカニズムがわからない状態での発売はリスクが高いので大手メーカーは発売していません。


最近は脱水縮合後(アイロン等の高温熱で水分を飛ばし)髪のアミノ酸と酸がイミン結合を起こすことで、新たな

結合を生みだすというの主流ですね。間違ってはないけどこれもきちんとした説明ではないので詳しくはインスタに

書きますね。知りたい方はHPのインスタグラムのマークをタップし(nakanishi_kyosuke_laboratory)の登録を

してくださいね!


6.酸熱トリートメントのメリットとデメリット






メリットはクセを緩めることができることです。ただ、持続性などは美容師さんのアイロン技術による部分が

多いのですべての美容師さんが使えるわけではありませんので注意が必要です。


デメリットはカラーの褪色です。実はこのグリオキシル酸は強酸(pHがとても低い)なので反応した染料を分解して

しまします。だから、使ったことがある方はご存じだと思いますが、グリオキシル酸はめちゃくちゃ脱色します


研究の目線でCHECK!

グリオキシル酸は原料を作る際に「グリオキサール」という副生成物が必ずできます。このグリオキサールは変異原性

を持ってます。中西もグリオキシル酸で最終商品まで作ってましたが、発売をやめたのはこの理由です。

変異原(へんいげん、mutagen)とは、生物遺伝情報DNAあるいは染色体)に変化をひき起こす作用を有する物質

または物理的作用(放射線など)をいいます。なお、市場で売られている商品はこのグリオキサールの量を極限まで除去

しています。心配な方は一度取り扱いメーカーに確認してみてください。


酸熱トリートメントの独特の臭いについて

アイロン処理を行った後、香ばしいような酸っぱいような何とも言えない臭いが髪に残ります。この臭いの主成分は

何かはわかっていませんが、様々な香料でマスキングを試みましたが完全にはカバーできませんでした。特に時間の

経過とともに酸っぱい臭いになってくるため、香料が酸によって分解されている可能性が高いです。


7.酸熱トリートメント商品の選び方

市場にある酸熱トリートメントは様々な処方で工夫されています。

そこで必ず確認していただきたいポイントはpHと酸(グリオキシル酸やレブリン酸など)の配合量です。


初期の酸熱トリートメント市場ではpH1.6が主流でした。理由はpHが低くないと効果が出なかったからです。

しかし、最近の商品を分析してみるとpH4.0くらいのものが増えてきています。その理由は何かというと、、、

お客様の声で繰り返した時に髪が余計にダメージになるやカラーの褪色が多すぎるといったものがでてきたからです。


最近ではpHが少し高くても効果をだすことができる処方設計がわかってきたり、還元剤と併用するメーカーが増えて

きました。特許も増えてきているので、興味がある人が多いのであれば発信しますね!


次に酸の配合量です。一般的に配合量は多いほうが効果が高いとされていました。しかし、最近では配合量は確実に

少なくなってきています。最近発売されたような商品の方がお客様の声が反映されているので良いように思います。


研究者の裏話

ブラジリアンブローアウトという技術をご存じですか?これも髪質改善メニューの1つでかなりのクセ毛を改善できる

ブラジルで流行していたメニューでした。しかし、その商品の中に「ホルマリン」という危険な成分が見つかり、その

代替え原料を世界中の研究者が探していました。実はその代替え原料がグリオキシル酸だったという裏話があります。


8.「髪質改善メニュー」に使用される商品のジャンル

「髪質改善メニュー」という商品は多く発売されていますが、研究者目線で見ると4つに分けることができます。

・トリートメント系
・酸熱トリートメント系
・(還元剤+酸熱トリートメント)系
・還元剤系

①くせ毛の対応力 ②持続性 ③美容師さんの技術 ④ダメージ ⑤カラーの褪色の項目で独自に評価しました。


早速見ていきましょう!























「トリートメント」

①クセ毛の対応力  :クセを伸ばすことはできません

②持続性      :1日で取れてしまします

③美容師さんの技術 :美容師さんの技術はほぼ必要ありません

④ダメージ     :ダメージはありません

⑤カラーの褪色   :ほぼ褪色はありません


総評

サロンで「髪質改善」としてメニュー化するのは難しいです。

























「酸熱トリートメント」

①クセ毛の対応力  :ややクセを伸ばすことができます

②持続性      :持続性は少しだけあります(美容師さんの技術に影響する部分が大きいです)

③美容師さんの技術 :美容師さんのアイロン技術が必要です

④ダメージ     :ダメージは意外とあります(使用する酸によります)

⑤カラーの褪色   :褪色はあります(使用する酸によります)


総評

「髪質改善メニュー」として提案可能ですが、美容師さんのアイロンの技術に左右されます。酸熱トリートメント系で

成功したいのであれば、スタッフへアイロン技術の徹底が必須です。

























「(酸熱+還元剤系)」

①クセ毛の対応力  :クセを伸ばすことができます

②持続性      :持続性はあります(美容師さんの技術に影響する部分が大きいです)

③美容師さんの技術 :美容師さんのアイロン技術が必要です

④ダメージ     :ダメージはあります(髪質の見極めが重要です)

⑤カラーの褪色   :褪色はあります

総評

「髪質改善メニュー」として提案可能ですが、美容師さんの髪質の見極めやアイロン技術に左右されます。

(酸熱+還元剤)系で成功したいのであれば、まずは、スタッフへ髪質の見極めとアイロン技術の徹底が必須です。

























「還元剤系」

①クセ毛の対応力  :様々なクセを伸ばすことができます

②持続性      :持続性はあります(美容師さんの技術に影響する部分が大きいです)

③美容師さんの技術 :美容師さんの高度な技術が必要です

④ダメージ     :ダメージはあります(髪質の見極めが重要です)

⑤カラーの褪色   :褪色はあります

総評

「髪質改善メニュー」として提案可能ですが、美容師さんの髪質の見極めやアイロン技術など高度な技術が必要です。

還元剤系で成功したいのであれば、縮毛矯正に関する知識を徹底的に理解しましょう。


9.対象毛の理解






















髪質改善メニューの対象毛はこのように分けることができます。ただし、注意点があります。それがクセの強さです。


クセがある程度強くそれを改善したいというお客様には、トリートメントや酸熱トリートメントでは対応が難しいです。

サロン現場ではアイロンを通して仕上げるために一見クセがなくなっているように感じますが、家に帰ってシャンプー

をした瞬間にクセが戻ります。これが酸熱トリートメントで最も多いクレームなので注意です。


クセがある程度ある場合は還元剤を含む、(酸熱トリートメント+還元剤)又は還元剤の使用をお勧めします。

還元剤にも様々な種類があるため今後ブロブで発信予定です。


10.髪質改善メニューで成功できた3つの方法

1.SEOとMEO対策 徹底的にお客様を呼び込む努力をする

2.サブスクリプションモデル お客様に継続の重要性を伝える

3.商品の特徴と対象毛の理解 必要な技術を適切に学ぶ


1.SEOとMEO対策 徹底的にお客様を呼び込む努力をする

美容師さんで多いのが技術を徹底的に磨く人が多い人です。しかし、考えてみてください。技術を磨いてお客様は

やってきますか?厳しい言い方をしますが、だから潰れるサロンが多いのです。研究者でも同じです。いくら素晴らしい

商品を作っても美容師さんに使ってもらえなかったら、何もしていないのと変わりません。だから、私は研究者ですが、

マーケティングの勉強を行っています。


SEOとMEOを聞いたことがないという方はリンクを貼っておきますのでここで学んでください。


2.サブスクリプションモデル お客様に継続の重要性を伝える 

縮毛矯正のお客様は3ヶ月に1度来店していただけます。髪質改善のお客様はどのくらいだと思いますか?

答えは、ダメージによって違うということです。健康毛の方が効果は持続し、ダメージ毛の方が持続性は下がります。

お客様に何度も継続して髪質改善をしていただかないと効果は絶対にでません。お客様が他店へ浮気せずに来店して

いただくようにコントロールする施策を行ってますか?お客様の来店をコントロールする方法があるとすれば

その方法はサブスクリプション(月額性)モデルを採用することです。


ではサブスクリプションモデルとはいったいどのようなものでしょうか?図で説明させていただきます。



















約6か月で結果が出るメニューとして、「いつでも辞めても良いプランで月8000円で6ヶ月」か

「一括で4万8000円」だったらどちらが魅力的でしょうか?圧倒的に前者ですよね?集客するのは今の時代

簡単になりました。しかし、継続させる方が難しいということを頭に入れておくことが重要です。

このように毎月継続的にお客様に来店していただく機会を創出しましょう。

※最初の1ヶ月無料でそれ以降金額が発生するようにすることもとても有効な施策になります。



3.商品の特徴と対象毛の理解 必要な技術を適切に学ぶ

商品や技術は3ヶ月あれば十分習得できます。それより重要なことはいっぱいあることに気付きましょう。


11.リピーター2倍の方法

「髪質改善メニュー」での失客はどこかを明確に理解しておくことは必須です。

しかし、リピーターが2倍になることはありません。


リピートするということはもう1度そのサロンに来ていただくということです。

ではどのようにお客様に足を運んでいただくか?そこが重要です。


ここからは、とても重要な内容になりますのでインスタをフォローしていただいている方のみの公開になります。


12.まとめ

現役研究者が美容師をしているあなたに「髪質改善のメニュー」のすべてを情報が氾濫しているから教えたい。

現場で即役に立つ、今すぐ活用できるオンラインで週30分で理解できるように無料で教えます!


このようなテーマで自分が学んできたことを全てアウトプットしてみました。いかかでしたでしょうか?


重要な部分を知りたい方はHPのインスタグラムのマークをタップし中西京介研究所(nakanishi_kyosuke_laboratory)の登録をしてくださいね!
重要な部分を投稿しておきます!よろしくお願いいたします。

最後に、

こことても重要です!
少しでも勉強になった!と感じていただけた方は必ずインスタグラムで「nakanishi_kyosuke_laboratory」のタグ付して発信してください!

ありがとうございました。














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